事例紹介

背景

排水処理施設において、設備面ではなくその中心になっている活性汚泥自体の機能を改善することで、本来の水処理機能を損なうことなく、省エネルギー化を実現する方法が求められていた。

目的

活性微生物製剤を用いた排水処理効率改善による省エネルギー化の実現。

提供したソリューション

『M-DOCコントロールシステム』
(M-DOCには2つの意味があります)
Medicine[薬剤(活性微生物製剤)]の力によって、Dissolve Oxygen[溶存酸素]、
 Oxidation-reductionPotential[酸化還元電位]をControl[制御]/Circulation[循環]させるシステムであること。
Medicine[薬剤(活性微生物製剤)]を用いるMethod[方法]によって、
 水質環境をOptimization[最適化]にDesign[設計]、Control[制御]する。



・処理効率の向上により、処理水の一部を循環液として再利用
・曝気ブロワーの駆動を削減、省エネを実現

実施概要

『M-DOCコントロールシステム』による対策を行った。
〈対策の主なステップ〉
1.活性微生物製剤「メルトラーゼSW」の添加
2.曝気池末端部の活性汚泥混合液の先端部(排水流入側)への循環に要する設備(ポンプ&配管)の設置
3.曝気池末端部での溶存酸素(DO)計及び酸化還元電位計(ORP)計の設置
4.曝気池前段部エアレーター(酸素供給設備)の間欠運転を目的としたタイマー制御設備の設置

結果

同製剤の利用で処理効率が上がり、エアレーターの稼働は台数、期間ともに減らすことができた。
2010年は5月から稼働し、やや早い時期に終了したが、
稼働時間、電力使用量で各39%、電気料金で35%それぞれ削減。
原油換算では215キロリットル、CO2では509トン削減の計算となった。