月刊『建築技術』(2024年2月号)に
悪臭対策資材「無臭元消臭シートK230」が掲載されました
[媒体情報]
■月刊建築技術 2024年2月号
▼製品に関する詳細は、以下リンク先よりご確認ください。
「無臭元消臭シート K230」
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■月刊建築技術 2024年2月号
▼製品に関する詳細は、以下リンク先よりご確認ください。
「無臭元消臭シート K230」
2024年1月1日、石川県能登地方で発生した令和6年能登半島地震により被害にあわれたすべての方々に心よりお見舞いを申し上げます。
無臭元工業株式会社は、経済産業省からの支援要請に基づき、ニオイもムシも出ない携帯トイレ「ムシュウレット」を支援物資として提供いたしました。
現在も多くの方々が避難生活を余儀なくされており、被災状況の正確な把握もこれらかと思いますが、一日も早く、被災された皆さまの平常な生活が戻りますことを願うとともに、被災地域のできるだけ早期の復旧・復興を心からお祈り申し上げます。
当社では、支援物資供給のほか、トイレ衛生管理や災害廃棄物に関する臭気対策等の各種支援活動も実施しております。出来ることで被災された皆さまや被災地域に向けてご支援の活動を展開していけたらと考えておりますので、何かお力になれることがございましたらお声掛け頂ければと思います。
引き続き、被災地域や行政等との連携を行いながら、可能な限りの支援提供を続けてまいります。
【ムシュウレットについて】
1960年の創業以来、トイレに関わる仕事に取り組んできた当社が、災害時に女性・子ども・高齢者等にも配慮したトイレ環境「安心トイレ」を実現すべく開発を行った災害時用の携帯トイレです。
(一財)経済調査会発行「積算資料 公表価格版 3月号」の【特集】防災減災・国土強靱化「災害発生時の臭気対策について~習志野市の取組み~」(習志野市企業局工務部下水道課様の記事)に当社製品を使用した対策事例が掲載されました。
3.11東日本大震災時によって被災した習志野市様において、下水の河川への直接放流時した際に起きた臭気問題に対し、当社製品を使用した対策事例となります。
震災などで下水道が被災すると、下水処理が不可能となり、汚水を直接河川に放流する場合があります。
被災した習志野市様では、住宅街で下水道管が破損し、そこから菊田川へ滅菌処理した汚水を直接放流する緊急対策が実施されました。
しかし、汚水による臭気問題が発生。臭気の原因は汚水の腐敗による硫化水素等の危険性ガスでした。
住宅街に充満する臭気の対策ならびに危険性ガスに対する安全対策として、当社消臭剤の添加を実施した結果、硫化水素ガスの低減に成功し、周辺環境が劇的に改善されました。
こうした取り組みが、今後益々重要となる災害時の環境対策事例として特集されました。
災害は年々甚大化し、被災時ならびに復旧・復興時における安全対策や環境対策の必要性はは高まっていきます。
災害時の環境対策について、当社はこれまでの経験を活かし、復旧・復興に少しでも貢献できるように取り組んで参ります。
↓一般財団法人経済調査会の特集記事の詳細はこちらへ↓
積算資料2021年3月(通巻216号)【PDF】
被災直後の汚水直接放流の様子
簡易処理施設の設置
【ポンプ場からの添加】
ポンプ場から薬剤タンクや定量ポンプを使用して薬剤を添加します
【ポンプ場から添加した消臭剤「ムシュウゲンLY-X」]
液体の酸化剤系消臭剤です。汚水による臭気問題の原因である硫化水素等の危険性ガスを分解します。
臭気の対策ならびに危険性ガスに対する安全対策として、硫化水素ガスの低減に成功し、周辺環境が劇的に改善されました。
【簡易処理施設への薬剤散布状況】
噴霧装置を使用し、河川に直接薬剤を散布します
【簡易処理施設へ散布した消臭剤「無臭元P014-UZ」】
河川でも使用できる環境にも優しい粉末タイプの薬剤です。
無臭元工業が小学生親子を対象に実施しているイベント、理科実験教室「トイレぼうさいキッズ」。昨年GWには、緊急事態宣言による臨時休校措置で自宅待機の小学生親子へ、自宅にいながら楽しく学べる30分のオンライン授業を行いました。防災と科学を組み合わせた視点がとても良いと、保護者からも大好評をいただいております。
今年は1月24日に、石川県小松市のサイエンスヒルズこまつ ひとものづくり科学館に集まる小学生親子34組へオンライン中継授業を行いました。
無臭元工業の社員が講師となり、トイレで使った水が処理される仕組みについて学びました。
水がきれいになる仕組みのデモンストレーション実験は、サイエンスヒルズこまつのスタッフ実演とオンライン解説との連係プレーです。
今年の3月11日は東日本大震災から10年という節目の年。当時生まれて間もなかった子ども達も小学生です。石川県ではその4年前に能登半島地震という大きな地震があったことも紹介し、当時の様子を振り返りました。
まずは簡易トイレを工作することで、災害が起きたらトイレに何が必要かを考えました。
スタッフ交代で簡易トイレの作り方を解説しました。
吸水ポリマーがどんどん水を吸って膨らむ不思議な現象に驚き!
消臭スプレー作りでの計量に慎重です。
質問コーナーでは、実験で沸いた疑問を次々と発表してくれました。
講師の「わかった人~?」の声に、皆さん一斉に「は~い」と手を挙げて会場が盛り上がりました!!
参加者の皆様には当社新製品 薬用泡消毒液 あわの~る【指定医薬部外品】をプレゼントさせていただきました。
新しい生活様式に取り入れ、日々の手指の消毒剤として是非お使いください。
災害が起きたときには一人ひとりの知恵が自身を守ります。
その知恵を子どもたちに身に着けていただきたい、化学の実験から興味や関心をもって、災害時にトイレが使えなくなったらどうすればよいのかを考えてもらいたい。理科実験教室「トイレぼうさいキッズ」はそういうきっかけとなることを目的としています。
当社では、更に、女性や子ども、老人などにも配慮したトイレ環境を「安心トイレ」として提案できるよう、現在取り組みを計画しています。
本イベントは北陸中日新聞1月27日朝刊記事に掲載されました。
・初めてのオンライン講義でしたが、実際に間近で受けているようで楽しかった。
・理科、社会にまたがり生活に不可欠な知識、問題について実験を交えながらとても分かりやすい講義でした。有意義な時間をありがとうございました。
・手元がアップされたりイラスト、画像と先生の実験を切り替えて見えるのはオンラインのほうが分かりやすい。オンラインのレッスンを体験できるのは今の子供達には大切な経験だと思いました。
・実験も含めて自分の手を動かすので楽しんで学べるところがとても良く又機会があれば参加したい。
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!!
今回のイベントに参加された保護者の皆様やお子様達の感想から、「もっと知りたい」、「またやってほしい」という声をたくさんいただきました。
本イベントは皆様の貴重なご意見を受け、より良いものを目指して、来年度も実施の予定です。募集時にはホームページやチラシ・ポスターなどでお知らせ致します。
本イベントプログラムはSDGsの目標達成にも貢献しています。無臭元工業は今後も持続的に成長しつづける企業であるために、国連が主導する「持続可能な開発目標(SDGs)」に積極的に取り組むなかで、地域社会の健全な発展に貢献し、子どもたちのすばらしい未来づくりに向けて、努力致します。
オンライン中継の様子、ソーシャルディスタンスを守って別々の部屋で撮影しました。
石川県小松市のサイエンスヒルズこまつ ひとものづくり科学館の皆様へ深謝申し上げます。
イベント募集に関しまして、チラシを掲示・児童へ配布くださいました石川県小松市各小学校のご担当者様、並びにチラシを掲示・設置いただきました加賀 伝統工芸村 ゆのくにの森のご担当者様へ深謝申し上げます。
イベント募集をネット掲載してくださいました子供とお出かけ情報サイト「いこーよ」、イベント募集のプレスリリースを各種メディアへ配信してくだいました、株式会社バリュープレス、株式会社イベントバンクのご担当者様へ深謝申し上げます。
また、ここに書ききれない多くの皆様にご協力いただき多大なる感謝を申し上げます。
下水処理施設では急激な降雨による流入水増加や処理施設の損壊に伴って簡易放流を実施することがあります。その際、放流先の河川のニオイの問題や透視度悪化の問題などが発生します。
当社ではこのような問題に河川に消臭剤を添加したり、上流のポンプ場から管渠に薬剤を添加することでニオイの低減や透視度の改善を提供しました。
簡易放流によって河川では悪臭物質によるニオイの発生と透視度悪化による住民クレームが起きていました。しかし、河川には魚などの生物も多く生息しており、下水処理施設で一般的に用いられる手法や薬剤は使用できない状況でした。
ニオイを低減し、透視度の改善を図る。
①消臭剤「ムシュウゲンLY-X」をポンプ場より水量に対し40ppmの添加率で添加し、管渠内で発生している硫化水素を低減しました。
②消臭剤「ムシュウゲンP014-UZ」を河川面積1㎡あたり2kg添加し、腐敗抑制によるニオイの改善と透視度の改善を実施しました。
ムシュウゲンLY-X (管渠用液体消臭剤)
ムシュウゲンP014-UZ (河川用粉体消臭剤)
2019年9月1日に阪急うめだ本店9F阪急うめだホールにて実施された防災グッズ展にて、1,000を超える応募商品の中から当社の「無臭元吸水パンツ」が生活日用品部門優秀賞、「除菌箱 無臭元シルフィ」がその他の部門優秀賞にそれぞれ選ばれました。
当社は今後もより一層、防災・減災に貢献する商品作りに取り組んでいきます。
「防災グッズ展〜親子でガッテン!! 家族で生き残るため〜」にて数ある防災グッズの中から当社商品が本大賞を受賞しました。
防災グッズ展2019について詳しくはこちらへ>>
・防災グッズ大賞 日用品部門 優秀賞 「無臭元吸水パンツ」
・防災グッズ大賞 その他の部門 優秀賞 「除菌箱 無臭元シルフィ」
防災グッズ展のテーマである「食べる、暮らす、着る、遊ぶという日常生活のなかで、「その日」に備えるための大切な要素」として当社商品を選んでいただいたことをうれしく思います。
「ニオイも安心 無臭元吸水パンツ」は「消臭・吸水・肌触り・美ライン」の4つの安心を兼ね備え、さらに消臭機能が洗濯で回復する世界初(当社調べ)の吸水パンツとなっています。
高齢者がいつまでも明るく笑顔で生き生きと暮らす社会への願いを込めて、「安心を履いていただく」をコンセプトにこだわりぬいた商品です。従来品では配慮されなかった機能の全てをバランスよく兼ね備えた、安心で履きたくなるパンツとなっています。
普段使いはもちろんのこと、被災時にお風呂に入れない様な状況になっても、ニオイを抑えることで被災者のメンタルケアに役立ちます。
「ニオイも安心 無臭元吸水パンツ」について詳しくはこちらへ>>
「除菌箱 無臭元シルフィ」は、据え置きタイプの除菌箱です。気になる場所に設置するだけで有効成分が隅々まで拡散・浸透し、消臭・除菌します。
普段、ニオイの気になるところやカビが発生しやすい所での使用はもちろん、災害時には避難所で集団生活時の消臭・除菌効果が期待できます。
「除菌箱 無臭元シルフィ」について詳しくはこちらへ>>
平成30年度7月豪雨災害において、仮設トイレの防臭防虫事業を通じて、避難所生活や住民生活の改善に貢献したとして経済産業省から平成31年4月25日に感謝状をいただきました。
被災された皆さまとそのご家族、関係者の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
当社は今後も政府及び関係機関と連携し、被災地への物資支援に貢献したいと考えております。
災害時のトイレは衛生対策が不十分であれば、健康被害の可能性が高まります。悪臭が漂っていたり、虫が発生したトイレに行くのが嫌で水分補給を敬遠し、脱水症状やエコノミークラス症候群などの被害に合う場合もあります。
当社では、平成30年7月豪雨災害の際に、いち早く避難所に防臭防虫剤を提供しました。この度、この活動を通じて経済産業省より感謝状をいただく運びとなりました。
授与式の様子が経済産業省のホームページにも公開されております。 >>こちら
仮設トイレ用防臭防虫剤「ニオイもムシも出ないトイレ」は仮設トイレメーカーの株式会社ハマネツと当社が共同で開発した画期的な薬剤で、当社がOEM供給しております。メインタンクと給水タンクに入れるだけで簡単にニオイ(アンモニア)とムシ(不快害虫)の発生を防ぎます。また、便器にこびりつく尿石の付着も防止します。建設現場や工事現場、イベント会場などの日々使用するトイレはもちろん、災害備蓄として長期保存に優れた製品となっております。
詳しくは株式会社ハマネツの製品情報をご覧ください。 >>こちら