《学会発表》新製品「消臭シート」に関する論文が、第15回環境地盤工学シンポジウムにおいて、発表されました。<牡蠣殻・有機性廃棄物の悪臭対策に有効な、今までになかった悪臭対策資材>
2023年11月15日・16日の日程で、熊本城ホール(熊本県)にて開催された、公益社団法人地盤工学会主催の「第15回環境地盤工学シンポジウム」において、今までになかった新しい消臭資材である『消臭シート』についての論文が発表されました。
公益社団法人地盤工学会主催の「第15回環境地盤工学シンポジウム」において、無臭元工業株式会社(所在地:東京都足立区、代表取締役:田崎 雄大、以下 当社)と東亜建設工業株式会社(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:早川 毅)等との共同で開発を行った新製品「消臭シート」についての論文が発表されました。
公益社団法人地盤工学会は、生活に関連する地盤の技術を扱う専門家が集まる学術団体です。この度の第15回環境地盤工学シンポジウムの運営に際しては、地盤環境汚染対策の科学的合理性判定のための調査・試験・評価法に関する研究委員会が中心となり開催されました。
今回の論文発表は、新材料・新システム分野において「建設発生土などを対象とした新たな消臭シートの開発とその効果」と題し、共同開発を行った東亜建設工業株式会社より関係者連名で論文発表頂きました。
本論文は、有機物を含んだ建設発生土や牡蠣殻の仮置き時や運搬時の悪臭発生の対策として、また、災害時に発生する災害廃棄物の堆積により発生する悪臭の対策として有効であり、迅速性・簡便性・効果の持続性といった特長を持つ新しい悪臭対策資材『消臭シート』についての研究開発とその成果についてまとめたものです。
【消臭シートについて】
消臭シートとは、従来の液体・粉体消臭剤ではない、新たな臭気対策薬剤として悪臭発生の源を『覆う』という今までになかった悪臭対策資材です。建築・土木の工事現場や、廃棄物処理、水処理施設等の現場で、長期保管される臭気発生の原因物質自体を消臭シートで覆うことにより、優れた即応性を発揮し、徐々に薬剤が浸透する仕組みにより高い、持続性を維持して作用します。